ご挨拶 〜 私たちの思い 〜

ビリからトップへ。もうできないなんて言わせません。

震災を通して気づいたこと

 私たちの塾は、東日本大震災の爪痕の残る2011年4月に「ペガサス つくば東教室」の名で開塾いたしました。当初予定していたオープン日を遅らせてのスタートとなりました。開塾の準備を進める中での被災となり、新しい教室が無残な状態に変わってしまったことに、一時は力を失いました。

 しかし、その失望感の中で思い至ったことは、「今の暗く沈んだこの地域を、少しでも明るく元気にしたい」ということでした。そのような心境になった理由は、正直分かりません。ただ、今から考えると、「お世話になった方々に、恩返しがしたい」という気持ちが芽生えたからかもしれません。被災してどん底にいる時に思い出されたことは、これまでたくさんの人と出会い、多くの人に迷惑を掛け、それでも手を差し伸べてくれた人たちのことでした。その人たちには、なかなか直接恩を返すことができません。でも、彼らに返せない恩は、別の困った人に救いの手を差し出すことで、返すことができるような思いがいたしました。

未来の子どもたちへ

 更に、「元気な世の中」にするには、未来の可能性をたくさん持っている「子どもたちが元気な笑顔でいる」ことだと思いました。そして、ちょうど私たちが始めようとしていた塾業とは、その子どもたちに貢献できる仕事でした。子どもたちにとって、一番の悩みごとが、「勉強」です。「勉強が好き」と感じている子どもは、ほとんどいないでしょう。でも、学校に通っている以上、それから逃げることはできません。子どもたちの頭痛の種でもある「勉強」の手助けをすることが、彼らを励まし、元気にできる一番の方法かもしれないと考えました。

 近年では、ゆとり教育が見直され、教科書を改訂して、学習量を増やす方針に政策が転換されています。そのことに関する賛否は置いておくことにして、最も考えなければならないことは、大人たちの都合で動かされている子どもたちにしてあげられることです。一介の塾講師にできることには限りがありますから、大きなことはできません。でも、微力であっても、「子供たちの成長」を見守ることはできます。時に叱り、時に褒め、共に笑い、共に泣き、彼らが大人になるために大切なものを気づかせてあげたいと思っています。そして、何よりも本業である学習面を通して、自ら考えて行動できる気持ちと思考力をつけてあげたいと考えています。

子供たちに学んで欲しいこと

 とは言え、大人が考えるように子どもは思ってはくれません。失敗や成功を重ねてきた大人に比べて、子どもは目先のことにこだわります。今感じている欲求で動いてしまうのが子どもです。「勉強が嫌だから」と現実から目を背けようとします。「成績が悪い」ことを責められるあまり、やる気を失い、自分の欲求に流れてしまいます。確かに自制をすることは、大人でも難しいことです。本来、人間は弱い生き物ですから、嫌なことを避けたいと思ってしまい、誘惑に負けてしまいがちです。だからと言って、皆がみな欲求のままに生きていては、社会生活は成り立ちません。人と人とが交錯する社会において、時には自分を押し殺して我慢しなければならないこともあります。自分の信条とは違うことを、嫌々ながらしなければならないこともあります。自らの欲求を制して、我慢することが求められるのです。

 子どもたちが、まず身に付けなければならないこと、それは「我慢する」ことです。そして、それを自らの意思でできることが必要です。つまり、「自制心」です。極端なことを言えば、勉強ができなくても、それなりの幸せをつかんで生きていくことはできます。他の人の気持ちを察して、自分を抑えて、その人のために手を貸せる優しさを、しっかり持っていれば、十分に生きていけます。そのような人間には、必ず誰かが手を貸してくれ、良い方向へと導いてくれます。周りが助けてくれるのです。これから社会に出ていく子どもたちには、こうした思いやりのある優しい人間であってほしいと願っています。

子供たちにしてあげられること

 しかしながら、子どもたちが歩んでいく世の中は、平坦な道ばかりではありません。むしろ、石ころだらけの、登ったり下ったりの険しい道です。親であれば誰しも、子どもの先回りをして、道に落ちている石ころを拾い、なるべく怪我をしないようにと手を出しがちです。もちろん、それを批判するつもりは毛頭ありません。親なら仕方のないことです。しかし、子どもが死ぬまで親が一緒にいることはできないのです。一番大事なことは、石につまづいたときに自ら起き上がる力強さと、先の危険を予測して、抜かりなく準備ができる賢さ、危機に陥った時に速やかに対処ができる柔軟性を養うことだと思います。こうした場面では、やはり多くの知識や経験とともに、論理的に考える冷静さも必要です。要は、思考力が問われるわけです。人間として思いやりがあって優しいから、他人が助けてくれるとは言っても限界があります。当然、自らの窮地には、独力で切り開いていける力強さと賢さが不可欠です。

 私たちは、震災で開塾への思いを失いかけました。しかし、「恩返しをしたい」・「元気な世の中を取り戻したい」・「子どもたちを笑顔にしたい」という強い思いを抱き、未来に希望を見出すためスタートを切ることができました。そして、高い志を持ち勉強に取り組んでいる子、勉強をしているのに成績が伸びずに悩んでいる子、勉強ができないことで劣等感を持っている子、自分に自信を失い無気力になってしまっている子、何らかの理由から学校から足が遠のいてしまっている子等々、―――こうした子ども一人ひとりの状況や気持ちを大切にして、彼らと向き合っています。たとえ、今、成績がビリだとしても、いつかはトップになってやろうという気持ち、更に、今の自分から、少しでも成長したいという気持ちのある子どもに育てられるように、応援していきたいと考えています。

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