スタッフブログ

時間旅行


暑いなと思ったら、また寒さが戻ってきてしまいました。

ただ、空気が湿っぽいと花粉の影響が少なくて助かります。西尾です。

 

春期講習が終わり、いよいよ新学期が始まります。

英気を養う?ために、以前から気になっていた美術展を見に行ってきました。

清宮 質文(せいみや なおぶみ) – 悲しみの木版画@茨城県近代美術館

4月8日までで終わってしまう企画展の紹介(後日談)で申し訳ないのですが、

何と言うか、しみじみとしてとても良い展覧会でした。

 

芸術家は時間を切り取るのが上手いなと思います。

絵でも、本でも、曲でも、言葉のようにその場ですぐ完成するものではなくて、

その瞬間に起こったこと・ひらめいたことを憶えておいて、時間をかけて、後で作るわけです。

 

版画ならなおのこと、彫って、摺って、乾くのを待って、色を変えてまた摺って、

最初から最後まで作る前に工程を決めておいて、

もちろん全てが計画通りとは行かないけれど、時間をかけて作るわけです。

 

見る側もこれを時間をかけて見ます。

この時、初めて「作り手」と「受け手」が時間を共有します。

時々、心うばわれる作品に出会います。

 

芸術鑑賞は一人でするものという感覚が身についてしまって久しいですが、

ひとつひとつの作品がタイムマシンと成って作り手の時間を届けてくれると思うと

一人じゃないんだな、頑張ろうと、何かすくわれた気持ちになるものです。

 

芸術って本当にいいものですね。それでは、この辺で、さようなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸

美術館正面の駐車場は一旦お金がかかりますが、

領収証を館内受付に持って行くと、キャッシュバックされる仕組みです。

キャッシュバック、いい響きです。

 

つくばから高速を使って(水戸まで行かずに友部でおりて)1,550円でしたので、

電車よりは高いけど、時間を買ってその分じっくり鑑賞するのがおすすめです。

帰りは時間を贅沢に使って、混まない日のない国道6号をのろのろ戻ってくるのもいいものです。

自分の歩んできた道を振り返る、いい小旅行でした。

 

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