blog  2019年 03月


【活動報告】特別な支援を必要とする”元気キッズ”のための運動実践研修会 その3

カテゴリ: 活動報告
こんにちは(^^)
スタッフの安部です!

本日は、研修会の報告 その3 です。

前回までの内容
「環境を整える」「特性に合わせた指示を出す」

今回は、「褒める・認める」「シェイピングとスモールステップ」「課題分析とチェイニング」についてです。

・・・・
「褒める・認める」
行動の直後 0.5秒 をイメージ! 
▶直後に褒めることで、望ましい行動を起こさせやすくなる=強化子(報酬)
…行動が起こった後、時間の経過とともに効果が低下する
60秒を過ぎると…「何のこと??」…通じない


「シェイピングとスモールステップ」 (※shaping:形成)
行動を小さなステップ(スモールステップ)に分けて段階的に獲得へ導いていく=行動を形成する技法
▶強化子「褒める・認める」を用いて、行動を強化していく!
今できること〜徐々にステップアップ!
その個人のスピードに合わせることが大切←観察
つまづいたらステップを見直す←難しすぎていないか?


「課題分析とチェイニング」
<課題分析>
難しいことは細かく分けてみよう!
▶個人をよく観察する
▶観察しながらどこができて、どこが苦手かをよく調べる
▶難しい行動を行うために、必要なことを全て書き出す(行う順番に!)
▶できる部分はおおざっぱに。苦手な部分は細かく分ける
※時系列で並べることが大切!

<チェイニング> 
バラバラに課題分析した行動を、鎖のように一連の行動につなげていく 最終的に全部自分でできるようにすることが目標。
☆「最初から出来るようになる方法」「最後から出来るようになる方法」「出来ないところだけ教える方法」の3つの方法がある

〇最後からできるようになる方法(バックワードチェイニング):ゴールに近いところからチャレンジさせる!
➡褒めやすい

・・・・・・・

思考を働かせるときに、「最後から」と考えてみると、アイデアにつながるかもしれませんね!


最後に、グループワークで行った「ほめ言葉」です。
いくつ書き出せるか、是非、挑戦してみてくださいね!



コメント(0) 2019/03/20 15:35:40

【活動報告】特別な支援を必要とする”元気キッズ”のための運動実践研修会 その2

カテゴリ: 活動報告
こんにちは(^^)
スタッフの安部です!

本日は、研修会の報告 その2 です。

前回は個人の特性をよく観察して、周り(環境)を整えていくお話でした。
今回は、特性に合わせた指示を出すというお話です。

◇言葉のキャッチボールが苦手
◇冗談や皮肉が分からない
◇表情の読み取りが苦手
◇状況の理解や先の予測が苦手
◇自分をコントロールする力が弱い
◇耳からの情報が入りづらい など…

困難さは、脳のシステムの問題で、本人が意図的に起こしているわけではないそうです。

コミュニケーションが得意ではなかったり、人との関わりや距離感をうまく保つことが苦手だったり、様々なことに対する理解の困難さは、個人の生きづらさそのものかもしれません。
「どうして出来ないの?」と感情をぶつけることよりも、
落ち着いた心での支援を考えられたらと思います。

▶望ましい行動を教えて、褒める
▶指示はわかりやすく
視覚をうまく利用して、プラスにつなげていきましょう!
コメント(0) 2019/03/13 13:09:48

【健康塾】【健康塾プラス】教室日程のお知らせ

カテゴリ: お知らせ 健康塾 健康塾プラス
こんにちは(^^)
スタッフの安部です!

2019年4月〜6月度の健康塾・健康塾プラスの教室日程が決まりました!
桜の季節ももうすぐです!
新しい春、気持ちよくからだを動かしましょう‼‼

---

笑顔いっぱいの楽しい教室❣
「大人のための健康塾」
「大人のための健康塾プラス」

お問い合わせは,HPのお問い合わせフォーム,
または,お電話 029-846-7338 からお願いいたします!
コメント(0) 2019/03/12 19:29:07

【活動報告】特別な支援を必要とする”元気キッズ”のための運動実践研修会 その1

カテゴリ: 活動報告
こんにちは(^^)
スタッフの安部です!

本日は、研修会の報告です。

去る2/3(日)しもだて地域交流センターアルテリオにて
「特別な支援を必要とする”元気キッズ”のための運動実践研修会」が開催されました。

午前の部では、
東京福祉大学講師の村本浄司先生による
「発達障害児のための協調運動に対する支援」の講義がありました。


◇自閉症では脳や中枢神経系のシステム全体の働き方が他の人と違っている

「治療」ではなく生活しやすくするための「支援」が必要


◇過敏と鈍麻
どういうところが得意で苦手なのか
特徴を自分で分かるように

本人の感覚に合わせた環境にしていく

◇出来ないのは支援者の責任
出来ない➡出来ないなりの理由がある

家族も一緒に学んでほしい

…今回の講義のほんの一部ですが、

どうすればその個人が心地よく過ごせる環境になるのか、
周りとの比較を取り除き、個人をよく観察して環境を考えていくことが私たち周りにいる者ができる大切な支援のひとつのようです。

「環境の調整」は
どんな個人にも必要な大切なもの。
心の余裕、持ちたいですね!

‣‣‣その2 に続く


コメント(0) 2019/03/06 17:54:17
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